せんたく

http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100901/1283370611に対して、


kojitaken 菅直人, 小沢一郎, 大久保利通 小沢一郎が心酔しているのが大久保利通だというのは有名。坂本龍馬に心酔する城内実鳩山邦夫同様、自分の持っていない資質を持つ英雄に憧れるものらしい。菅直人は、せいぜい劣化版三木武夫くらいにしか思えないが 2010/09/02
http://b.hatena.ne.jp/kojitaken/20100902#bookmark-24538180
「有名」とはいっても知らなかった。
坂本龍馬ということで、金井美恵子先生はあの2005年の〈郵政総選挙〉の頃に

自民党の新聞広告に、日本を今一度洗濯したいと思っている、といった意味の坂本龍馬の言葉がキャッチ・コピーに使われていて、そのセンスはNHKの「その時、歴史が動いた」や「プロジェクトX」そのものだと思ったのだが、洗濯で思い出したのは、それ等とは似ても似つかない、山中貞雄が出征前に書いて、ついに監督することなく戦病死した『その前夜』(山中の助監督が演出した)には、京都に新選組が大挙してやって来て寮に住むことを知った染物屋のせがれが、独身隊員相手の、ケイコ着だのフンドシだのの洗濯屋を開業して大繁盛する、というエピソードがあった。『その前夜』には、龍馬も登場していたのかもしれないが、どっちみち傍役そのものとしてである。(「熱疲労日記」in 『目白雑雑録2』、p.186)
と書いていたのだが。『その前夜』という映画はまだ観たことがない。序でに、そのちょっと前の

Jリーグの試合は一切見ないサッカー・ファンの私だが、女性誌の広告で、女性誌の中での日本的セレブ、「三浦りさ子さんの案内する神戸、とっておきの店」というのを見て、フン、亭主は横浜だろ、それもJ2のね、と思うくらいの知識はある。それに、三浦がゴールを決めた時の、男性ストリッパーの腰振りを模したなんとも下品な劇画センスのダンスも知っている。私がレフェリーだったら、みっともないしエロでさえなくて下手だという理由で、即座にレッド・カードを出して退場を命ずる。(p.185)
という一節も写しておく。
目白雑録 2 (朝日文庫)

目白雑録 2 (朝日文庫)

坂本龍馬については、http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080526/1211736133 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20080904/1220465375 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20081022/1224700883 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100108/1262951898でも言及してはいる。