http://waraisatoru.jugem.jp/?eid=451
某経路で偶々見つけたのだが、2006年の記事。
映画『男たちの大和/YAMATO』のロケセットを尾道市が有料で公開したことに大林宣彦*1が抗議して、「「公開中は故郷に帰らない」と宣言した」と。
既に3年前の話だが、大林宣彦の発言が興味深かったので、少しメモをしておく;
『男たちの大和』という映画、まだ観ていないし、積極的に観たいとも思わない。
僕の自慢は、尾道に映画の記念碑やセットを残していないことだ。映画を見た人の心に残ったものが記念碑。セットを残そうなどという提案はすべて断ってきた。尾道市にとってはそれが不満だったのだろう。「男たちの大和」という映画がふるさとで撮影されたことは、誇らしく思う。僕の尾道での撮影スタッフも協力した。でもセットは残すためのものじゃない。スクリーンに映し出されて初めてリアリティーを持つ。単なる張りぼては、夢を壊すだけではないか。
そういえば、新藤兼人監督の『石内尋常高等小學校 花は散れども』で、大竹しのぶが女将を務める料亭の玄関は尾道市での撮影。
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