薩摩の龍迷

鹿児島県阿久根市の市長の問題についてはあまり関心をもっておらず、取り立てて情報の収集もしてこなかったのだが、最近それ関係のエントリーを3本読む;


http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-647f.html
http://kurokawashigeru.air-nifty.com/blog/2009/08/post-8661.html
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-c937.html


それによると、阿久根市長というのは太田龍ファンで、自らのblogに太田龍のサイト*1へのリンクが張られているのだという。
さて、


太田竜氏は1950年代、後にカクマル派の理論的指導者になる黒田寛一氏などと一緒に、トロツキズムを最初に輸入した人であり、後にサヨク諸党派を渡り歩いて80年代には民族派なのかサヨクなのかよくわからないようなことをしていたような人物である。
http://kurokawashigeru.air-nifty.com/blog/2009/08/post-8661.html
80年代、まだ太田龍ではなく太田竜だったと思うが、〈玄米食からUFOへ〉という時期だったと思う。その一方で、既に竹内文書系の〈超古代史〉にはまっていたようなのだが。当時、現代書館という小さな左翼系出版社が「フォー・ビギナーズ」シリーズを出し(現在も続いている)、それが当たって自社ビルまで建てたということがあったが、マンガ太田竜を出せばいいんだよとはよくいわれていたこと。当時は既に漫画的な存在だったのだ。

See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20061019/1161241212 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090522/1242956896