或る陰謀失敗の話(メモ)

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-f734.html
http://minnie111.blog40.fc2.com/blog-entry-1568.html
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/bbb21e705276af43f57fe2a86b5a8ad5
(Via http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20110810/1312908385


知らなかった。2009年に起こった、植草一秀が火を点け、「美爾依」*1が煽った桑田佳祐*2不買運動」(笑)。幸いにしてというか当然というか、陰謀は失敗だったようである。なので、これは「(笑)」を付けてお終いという感じの事件ともいえぬ事件なのだろうけど、序でに幾つか無駄口。
三者的に見れば〈「(笑)」を付けてお終い〉ではあるけれど、当事者的にはマジだったわけだ。植草は同年に「第二次大戦後、GHQによる「公職追放」が実施されたが、新政権樹立後、マスメディア人材の「パージ」を実行する必要がある」と喚いていたことを再度記しておく*3
ところで、植草は「偏向」という言葉が好きだけれど、この言葉遣いの嗜好は彼がそもそも左翼ではなく右翼だったということを示している。左翼が何かを批判したり糾弾したりする場合、反動的とか差別的という言葉を使うことはあっても「偏向」は使わないよ。寧ろ、これは(自民党を含む)右が好む語彙。「偏向教科書」問題とか。ということで、「偏向」という言葉からは、話者(筆者)の右翼臭が鼻に入ってくるのだった。
さて、「美爾依」を批判するharumi_s 2005という方の「音楽を含め、あらゆる芸術活動は、政治の道具ではない」、「『カナダde日本語』と、その取り巻き諸氏(失礼!)は、その主張が、あなたたちの忌み嫌う(と思われる)政府や「悪徳ペンタゴン」なるものの主張の、実は《裏返し≫にすぎないということに気付くべきだと、私はおもう」という言は正しいのだけれど、「美爾依」や植草に関しては、「僕の人生に必要ありません。向こうも同じだろうけど(笑)」*4ということでいいんじゃないか。
日本で文化大革命が起こったら、「美爾依」は〈日本の江青〉になるつもりなのか。Mdme. Ozawaに収まって。