卑弥呼は琉球へ?

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この海勢頭豊という方、全く存じ上げなかったのだが、911陰謀理論*1の臭いがあるということで、先ずエンガチョということかな。
この人は(沖縄)「民族主義者」というより、琉球の日本への包摂をこのようなストーリーで以て合理化しているように読めた(こんなことを書くと、多くの人から叱られるか)。そもそも、「大和(やまと)の源流は琉球なのだ!」という言説は戦前(例えば柳田國男海上の道』とか)ヤマトの側から、琉球をヤマトに包摂・統合する意図を伴いながら、発せられていたものなのでは(cf. 村井紀『南島イデオロギーの発生』)?

海上の道 (岩波文庫 青 138-6)

海上の道 (岩波文庫 青 138-6)

南島イデオロギーの発生―柳田国男と植民地主義 (岩波現代文庫)

南島イデオロギーの発生―柳田国男と植民地主義 (岩波現代文庫)

邪馬台国」というと、かつてはどんなトンデモでもありのユートピアという感じで、名探偵神津恭介まで推理していたわけだが(高木彬光邪馬台国の秘密』)、あまり興味はなく、暫く前に畿内説で決着がついたの? と、軽く驚いたくらいではある。昔、岡田英弘の『倭国』という本で、卑弥呼の勝因は中国大陸から道教という最新の霊的技術を導入したことにある云々というのを読んで、面白いなと思ったということはある。あと、邪馬台国に関しては、小路田泰直『「邪馬台国」と日本人』をマークしておく。

邪馬台国の秘密 改稿新版 (角川文庫 緑 338-51)

邪馬台国の秘密 改稿新版 (角川文庫 緑 338-51)

倭国―東アジア世界の中で (中公新書 (482))

倭国―東アジア世界の中で (中公新書 (482))

「邪馬台国」と日本人 (平凡社新書 (073))

「邪馬台国」と日本人 (平凡社新書 (073))