http://anemonefish.cocolog-nifty.com/osakana/2009/06/post-8224.html
「シベリア抑留は“ソ連が勝利したことをいいことに、日本兵を労働力として使い回した”だけの問題ではなく、日本軍中枢が元日本兵士らを見捨てた棄民・棄兵の結果でもある」という。関東軍による満洲在留邦人及び武装解除後の日本軍兵士の蘇聯当局への〈売渡し〉の証拠として、「関東軍方面停戦状況に関する実視報告」(1945年8月26日)と関東軍総司令部「ワシレフスキー元帥に対する報告」(1945年8月29日)からの引用あり。「また、「居留民保護」が、関東軍派遣・駐留の口実であったが、最後の最後に軍部高官らは兵士や居留民を放り出して逃げ去ったのだ」と。
関東軍といえば、瀬島龍三だが、こういうことは共同通信社社会部編『沈黙のファイル 「瀬島龍三」とは何だったのか』ではどう記述されていたか。現在手許にないので、確認すること能わず。

- 作者: 共同通信社社会部
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「シベリア抑留」問題については、http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20061229/1167361951も参照のこと。