何故か「芸能」ニュース

Econthoughtさん経由で。
西日本新聞』の記事。何故か「芸能」ニュース;


浅田彰氏が京大辞職 京都造形芸術大の大学院長
2008年04月01日 20:10

京都造形芸術大の大学院長に就任が決まり、記者会見する浅田彰氏=1日午後、京都市左京区 京都造形芸術大(京都市)は1日、高階秀爾大学院長の任期満了に伴い、後任に批評家の浅田彰氏(51)が同日付で就任したと発表した。浅田氏は1989年から京都大経済研究所の准教授(助教授)を務めていたが、3月31日付で退職した。

 浅田氏は83年発表の「構造と力」がベストセラーとなり、当時「ニューアカデミズムの旗手」として話題を呼んだ。

 京都造形芸術大によると、任期は2年で、教授職を兼務。芸術学部で週1回の講義を受け持つほか、大学院でゼミや演習などを行う。

 京都市内で記者会見した浅田氏は「京大では研究に専念でき、恵まれた時を過ごした」と振り返り、「芸術哲学を打ち立てたい。ニューアカデミズムを知らない白紙の人たちに直球を投げるのが楽しみ」と抱負を述べた。

 タレントで俳優の松尾貴史氏(47)も1日付で京都造形芸術大の准教授に就任。演技などを指導するという。
http://qnet.nishinippon.co.jp/entertainment/showbiz/20080401/20080401_0009.shtml

また、地元『京都新聞』;

浅田彰さん、大学院長に就任
京大去り京都造形芸大へ


 「ニューアカデミズム」の旗手として登場し、哲学や芸術などの幅広い分野で活躍する批評家の浅田彰さん(51)が1日、京都造形芸術大(京都市左京区)の大学院長に就任した。助手、准教授として27年間在籍した京都大を3月末で退職し、新天地では「芸術の基盤となる哲学を打ち立てたい」と語り、日本芸術をリードする人材の養成を目指す。

 造形芸大の大学院長には、高階秀爾前大学院長の任期満了に伴って就任する。教授として、学部生向けの教養科目「芸術哲学」、大学院生向けの演習科目などを担当する。任期は2年間。

 浅田さんは、1981年に京大人文科学研究所の助手に就任し、89年から京大経済研究所助(准)教授。83年の著作「構造と力」「逃走論」などでニューアカデミズム・ブームを巻き起こした。浅田さんは「21世紀に入り『芸術には理論はどうでもいい』という風潮になっている。これこそが芸術だ、という哲学を学生、社会に発信していきたい」と意気込む。造形芸大では、浅田さんのほか、1日付でタレントの松尾貴史さんが映画学科准教授に、舞台俳優のイッセー尾形さんやジャーナリストの高野孟さんらが客員教授に、それぞれ就任する。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008040100162&genre=G1&area=K00