『色|戒』――レヴュー2つ

李安の『色|戒』*1についての「マダム・チャン」さんのレヴュー*2は、http://d.hatena.ne.jp/kaikaji/20080206/p1にて知る。また、林静さんのレヴュー*3もマークしておく。何れも、映画と張愛玲の原作小説を比較し、ジェンダー論的視点を取り入れている。ところで、「マダム・チャン」さんが言及している「売国奴の美化であるという批判の声」云々は、張愛玲が原作小説を台湾にて発表した時点で起こっていた(See 蔡登山『張愛玲「色・戒」』作家出版社、2007*4)。

ラスト、コーション 色・戒 (集英社文庫)

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