承前*1
「トンデモとは何か」と題して、
後半はともかくとして、前半についてはちょっと異論がある。私からすれば、「トンデモ」とは、
体系性を作り上げようとする意思の欠如である。（ちょっと真面目に）
空疎な体系性を構築しようとする欲望
或いは、
そのような体系性の可能性について疑うことのできない無能力
ということになるか。
勿論、「体系性」への意志そのものを否定することはできない。「体系性」の綻びは「体系性」への意志の挫折においてしか見出せないから。また、「体系性」を回避するふりをして、諸「体系性」の「均衡」を目指す、諸「体系性」の振る舞いを管理しようなどというさらに「トンデモ」な「体系性」への欲望を表明してしまうこと*2にも同意できない。
そういえば、〈スキゾvs. パラノ〉などというのを久しぶりに思い出したりもした。
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