斎藤次郎その他

『毎日』の記事;


大麻所持>教育評論家・斎藤次郎容疑者親子らを逮捕


9月21日11時54分配信 毎日新聞
 埼玉県警朝霞署は21日、同県入間市東町4、教育評論家、斎藤次郎=本名・水谷次郎=容疑者(68)と、斎藤容疑者の長男の同県皆野町三沢、工芸作家、水谷核容疑者(39)▽水谷容疑者の同居人の辻美和容疑者(32)の3人を大麻取締法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕した。斎藤容疑者は「普段から吸っていた」、水谷容疑者は「自分で栽培して吸っていた」と話し共に容疑を認め、辻容疑者は否認しているという。
 調べでは、斎藤容疑者は同日午前7時20分ごろ、自宅書斎の引き出しに、ビニール袋に入れた乾燥大麻約10グラムを所持していた疑い。水谷容疑者ら2人は同7時半ごろ、自宅居間の金属ケースに乾燥大麻若干量を入れて所持していた疑い。同署に2月、「水谷容疑者の自宅で大麻を栽培している」という匿名の通報があり捜査していた。
 斎藤容疑者のホームページなどによると、斎藤容疑者は55歳で青森県の小学4年のクラスに1年間転入、子どもの視点に立った教育評論家として著書も多数ある。雑誌「子どもプラス」(雲母書房、05年2月で休刊)の編集長を務め、講演活動などを行っている。【弘田恭子】

最終更新:9月21日12時3分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070921-00000038-mai-soci

『毎日』には昔〈大麻解放〉の論陣を張っていた記者がいた筈だが、その人は今どうしているのだろうというのはさて措き、「匿名の通報」というのは気になる。法的・道徳的な不寛容化という流れはあるのだろう*1。しかし、ちくるという振る舞いへの倫理的非難はあまり聞かない。それどころか、〈いじめ問題〉などに絡んでは、ちくりを奨励するという主張も一部にはあったように記憶している。ちくりの制度化→全体主義体制という連想は働かないのだろうか。
斎藤次郎氏の書いたものでは、昔読んだ『子どもを見直す』というのは面白かった記憶がある。