「メシを食うのも芸のうち」

承前*1

横澤彪国分太一くん、オレも左利きなんだ」http://www.j-cast.com/tv/2007/07/02008895.html


のっけから、「実はオレ自身も、太一君と同じ左利きなんだ」というカミング・アウト。


そして国分太一君に「箸は右手で持とう」とあえて注文をつけたのは、彼が「芸事」にたずさわるタレントだからだ。たとえバラエティであっても、テレビ番組で食事をするのはプライベートではなく、れっきとした仕事である。メシを食うのも芸のうち、なのである。
たしかに、「メシを食うのも芸のうち」ではある。でも、「バラエティ」で「メシを食う」ことが役者としての「仕事」なのかよとも思ったが、「タレント」であるなら仕方ないか。
ところで、「左利き」についてだが、少なくとも大人になってからは「左利き」だということで差別らしきものを受けたことはない。実は差別よりも厄介なことは、世間では「左利き」は器用だという考えが拡がっているらしいことである。自分は「左利き」だというと、鏡文字って書けるんですかと訊かれたことが何度かある。書けるわけないだろうが! 誰でもレオナルド・ダ・ヴィンチになれるわけではないのだ。