呉玉蓉「奥運火炬将上台湾」『東方早報』2006年８月９日
８月８日、北京オリンピック組織委員会は記者会見を開き、オリンピックの準備状況について報告した。「奥運会的序曲」である「火炬伝逓」に関しては、聖火は先ず「珠穆朗瑪」、すなわちエヴェレストを越えて中国領内に入るという。さらに、香港、澳門、台湾を含む全ての省・直轄市・自治区を通過する予定である。このプランは既に今年の２月にIOCの「同意」を得ている。
エヴェレスト山頂のあんな低酸素状態のところで聖火を運べるのかよと思ってしまうが、現在専門家ティームを結成し、対策を検討し始めているという。
エヴェレストを聖火が越えれば、それは物理的な意味で凄いことなのだろうし、台湾に上陸すれば、それは政治的に凄いことなのだろう。
