スパム

昔、某MLで、「スパム」を「スペルマ」と誤記したことを思い出した。そういえば、英語のスパムの半数以上はヴァイアグラ関係ですね。
スパム研究者である高倉弘喜氏の報告を巡って*1
まず、「アダルトや出会い系、製薬業、株情報などスパムメールにはさまざまな種類がある。高倉氏によれば、日本語のスパムメールではアダルトと出会いに関するものが圧倒的に多いという」。注目すべきは、


高倉氏によれば、スパムメールは返信率が0.001%を超えれば採算に合うため、コストがかからないという。例えば、PCが10万円、プロバイダー料金が月額4,000円、1億件のメールアドレスの相場価格が10,000円、その他の経費を含めて20万円を初期投資金額と想定する。アダルトサイトを運営している業者が2〜3万円の課金請求することを目的にスパムメールを送った場合、7〜10人が騙されて料金を支払えば初期投資分は回収できるという。

 高倉氏は、「採算が取れるうちはスパムメールの根絶は難しい」と語る。スパムメールに関する法規制も進みつつあるが、ボットネットを利用して法規制がかけられていない第3国から発信するなどの逃げ道もあると指摘する。

という箇所か。ところで、この記述が〈起業意欲〉をそそってしまったらまずいことになりますな。