文革中の春節?

 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060114/1137258173で言及した『読売』の記事*1の中で、「軽食店を営む松広貴さん(45)」という方がインタヴューされている。松さん曰く、「復活はうれしいよ。みんなの願いだったからね。子供のころの春節といえば、爆竹や花火で空が真っ赤に染まり、街中がものすごい音に包まれたものさ」。現在45歳の人の「子供のころ」というと、1960年代後半から70年代前半くらいである。その頃の中国は文化大革命の最中である。日本の40代の人間が、子どもの頃、佐世保闘争、新宿騒乱、〈浅間山荘〉をTVで視たのと同様である。文革中の春節ってどんなものだったのか、興味をそそる。それから何年か過ぎると、松さんも姜文の『陽光燦燦的日子』の時代を(ちょうど世代的にも)生きることになるというわけか。