北京のホテル

http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070410/1176233504で、「北京に元々清朝の某貴族の屋敷で文革中は四人組のうちの誰かが住んでいたという四合院を改装したホテルがある筈で、かなり以前に北京に行ったときに、値段も(「貴族の屋敷」でありながら)かなり庶民的であったこともあって、そのホテルに泊まりたかったのだが、(団体行動だったので)その希望は容れられず、結局ホリデイ・インに泊まったことがあった」と書いた。陳丹青、艾未未『非藝術訪談』(人民文学出版社、2007)に収められた陳丹青のインタヴューを眺めていたら、そのホテルの名前は「竹園賓館」であり、文革中に住んでいた「四人組のうちの誰か」は「康生」だということがわかった(p.98)。忘れないうちにメモしておく。また、「清朝の某貴族の屋敷」と書いたが、「王府」とあるので、正確には皇族の屋敷である。