おはぎは季節を超えたということでいいのだろうか。同じ糯米を餡子で包んだ菓子でも、秋にはおはぎ、春にはぼた餅(牡丹餅)という筈だったのだけど*1、最近では春でもおはぎとして売られている。というか、スーパーとかではぼた餅という商品が消えているようなのだ。これはおはぎの全面的勝利というべきか、それともぼた餅の敗北というべきか。やはり「ぼた」という音の響きが嫌われているのだろうか。ただ、ぼた餅からは
棚からぼたもち(たなぼた)
というラッキーな諺も派生している。もしラッキーでないと感じているなら、おはぎをぼた餅と言い換えてみれば、少しは運が開けるかも知れない。
これらも「おはぎ」ごして売られていた筈。