竹田恒泰*1って「温暖化」にも口を出していたのか! まあそれも自由なのだけど。
ツバルの水没は「温暖化」とあまり関係がない。ツバルは地盤沈下しているうえ、標高の低い島は侵食される運命にある。世界の海面上昇よりも早い速度で沈降しているのだから、気候変動とはあまり関係ないのは明らか。
— 竹田恒泰 (@takenoma) 2021年11月10日
ツバル、水没後の対応検討 温暖化に危機感 https://t.co/qIHPYmOe1K
それに対して、国立環境研究所「社会対話・協働推進オフィス」の回答;
「ツバルの水没は温暖化ではなく地盤沈下」、「世界の海面上昇よりも早い速度で沈降している」とするツイートについてhttps://t.co/cGvuZpisxQ
— 国立環境研 対話オフィス (@taiwa_kankyo) 2021年11月15日
研究者に聞いたところ、これは“誤り”とのこと🔨
論文(※)によると、首都のあるフナフティ島の沈下速度は0.03mm/年。海面上昇の速度は数mm/年と桁が違い、→
地盤沈下よりも海面上昇の速度の方がはるかに大きいそう。
— 国立環境研 対話オフィス (@taiwa_kankyo) 2021年11月15日
※論文では、フナフティ島の沈下速度は30m/100万年とあります(図4)。英文&有料購読です🐰ぐらhttps://t.co/VpLW9opvK2
ツバル*2を巡るツィートといえば、10日付のナウル共和国政府観光局のツィート;
新型コロナ非感染国は、全世界でナウル共和国とツバルの2カ国のみとなりました。
— ナウル共和国政府観光局(公式) (@nauru_japan) 2021年11月9日
どちらも南太平洋にある人口約1万人、父島と同規模の陸地面積の島国。厳格な鎖国、防疫政策をとっていたという共通点があります。もちろん生活物資は、これも厳格な検疫の下、空輸や海運を通して確保しています。
— ナウル共和国政府観光局(公式) (@nauru_japan) 2021年11月9日
*1:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20131023/1382498882 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20131024/1382575339 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20170316/1489635222 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20181115/1542249970 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/04/26/092133 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/10/24/021153 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/11/22/134602 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2021/10/10/012623
*2:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20150702/1435811153