軽症だけど

黒猫ドラネコ氏*1によるコロナ・ワクチン陰謀論*2の最前線レポート;


「ワクチンは人体実験、皆殺し作戦…永田町「反ワクチン集会」彼らの主張とは」https://news.yahoo.co.jp/articles/2bcd75d652b40b1e4880c44c9885597b4eab4fcc


6月24日に「新型コロナワクチンに警鐘を鳴らす医師と議員の会」が参議院議員会館で開いた「記者会見」。登場したのは、池田利恵(日野市議会議員)、高橋徳(「クリニック徳」)、中村篤史(「ナカムラクリニック」)、谷本誠一(呉市議会議員)、そして船瀬俊介*3。記事のタイトルにある「皆殺し作戦」云々は船瀬の言葉。



「「コロナワクチンをやめろ!」役所に抗議する人たちのヤバさ。デマの沼にハマらないために」https://news.yahoo.co.jp/articles/aa540fb4017721bbb3817d2518e8541a3e42431e


これによると、地方自治体などへの反ワクチン派の「電凸」の背後に少数の「教祖」的存在がいるという;


断定的な口ぶりでワクチン忌避を勧めながら、「言論弾圧に屈しない」などと宣言するような振る舞いがある。“教祖様”さながらだ。

 多くの感謝のリプライがつき、不自然なほど崇拝されているのが興味深い。そこで“信者”となった人々が、自治体などに「攻撃」を仕掛けていく。Twitterで、ワクチンに関する発信をしたメディアや公的機関などに向けて危険性を強調する動画や画像を送り付け、医師個人に向けても「製薬会社の利権がある」「金をもらった工作員」などと、社会的信用を貶めるような罵声を浴びせている。

 この程、そんな言動へのカウンターになるようなニュースがあった。米国では反ワクチンが巨大産業となっており、少なくとも年間およそ40億円もの収益があるとの内容だ。それも、たった12人の中心人物によってコンテンツの約3分の2が生み出され、利益を追求するグループが運営されていると伝えられた。これらは非営利団体「Center for Countering Digital Hate(デジタルヘイト対抗センター)」と、監視組織「Anti-Vax Watch」による報告で明らかになった。

日本においてそういう「教祖」として名指されているのは内海聡*4

今月発売の書籍『医師が教える新型コロナワクチンの正体 本当は怖くない新型コロナウイルスと本当に怖い新型コロナワクチン』(ユサブル)がAmazonの売れ筋ランキング1位を獲得したにもかかわらず、「コンテンツガイドラインに準拠していない」とされ、一時販売停止となった(現在は再開)。

 著者は年季の入った反ワクチン主義者の内海聡医師。特別対談として本の帯に書かれて登場するのは、ロバート・ケネディ・ジュニアという活動家だ。前述の米国の反ワクチン産業の12人で名が挙がった人物である。

さて、古寺多見氏のご教示により*5、あの植草一秀がコロナ・ワクチン陰謀論に感染していることを知った*6
以下のエントリーを読んでの知的・感情的副反応については自己責任でお願いします。また、魂に対して有害である可能性が高いことを事前に警告しておきます。


「コロナよりこわい遺伝子ワクチン」http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/06/post-853515.html
「ウイルスよりはるかに怖いワクチン」http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/06/post-d99e79.html
「やっぱり賢明な人はワクチン打たない」http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/06/post-0d397c.html


私が見たところ、まだ軽症。但し、植草は陰謀理論への親和性という基礎疾患があるので、筋金入りの反ワクチンの人と濃厚接触があれば、急激に重症化する可能性がある。ところで、軽症ということで、植草のロジックは却って支離滅裂になっている観がある。ワクチンは不要だとする植草の根拠の一つは、パンデミックといっても実際に新型コロナウィルスに感染した人はごくマイノリティに過ぎないということだ;


 菅内閣がワクチンキャンペーンに懸命。

コロナ騒動の最大目的はワクチン販促にあると見られる。

日本のコロナ被害状況を踏まえると、現在のワクチン騒動は異常。

日本のこれまでの累計コロナ陽性者数は79.6万人。

全人口否比0.6%。

全人口の99.4%はコロナに感染していない。

コロナ死累計は14669人。

コロナ死の確率は0.012%。

インフルエンザを直接の原因とする死亡ならびにインフルエンザによる基礎疾患悪化による死亡の数は毎年約1万人と厚労省は発表している。

上記のコロナ死にもコロナを直接の原因とする死亡と基礎疾患悪化による死亡が含まれている。

新型コロナの死者数と通常のインフルエンザの死者数に大きな差は存在しない。

新型コロナは通常のインフルエンザ並みの感染症であると言える。

この状況に対して、政府が国費を投入して全員にワクチン接種する理由は見当たらない。
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2021/06/post-0d397c.html

この認識の是非は敢えて今問わない。この認識を基礎として導かれる主張はどうなるのだろうか。「ワクチン」だけでなく緊急事態宣言もマンボウも不要。オリンピックは、観客上限1万人などどケチなことを言わずに、満席状態で実施しろ! ということになるんじゃないの?
ところで、あの近藤誠*7がコロナ本を上梓したことを知った。