「中止」だけではなく

承前*1

濵田理央「「レクイエムとしての採火はほぼ不可能」 パラ聖火『やまゆり園』で採火式、事件遺族が中止要請(詳報)」https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_6074ff9ae4b0fcee71a13131


虐殺事件被害者の家族が「要請」しているのは採火式をたんに「中止」することだけではなかった。


やまゆり園での採火の中止


・日本政府に対して、事件が起きた7月26日などに「最重度の知的・重複障害者も生きる権利がある、このようなテロ行為は決して繰り返させない」と現地で宣言するよう働きかけること

・中止要請にも関わらず採火を実施しようとする場合は、日本政府の宣言を前提に、遺族や被害者・家族と相談しつつ、採火式を通じて「フェスティバル」でなく「レクイエム」としての採火であることが公然、明白に分かり、その記憶として残るよう、式次第や音楽、言葉など万事全般にわたり遺漏なきものとすること

また、「要請を踏まえて、相模原市は13日夕、遺族側と面会する。オリンピック・パラリンピック推進課はハフポスト日本版の取材に、「中止の要請があったことを踏まえて、市としての回答を検討していくことになる」と話した」。