小森龍邦

NHK広島の報道;


小森龍邦衆院議員が死去
02月28日 07時31分


部落解放同盟で指導的な役割を果たした小森龍邦衆議院議員*1が26日、広島県府中市内の病院で亡くなりました。88歳でした。

小森氏は広島県府中市の出身で、高校卒業後、地元の会社での勤務を経て府中市議会議員を3期務めました。
その後、部落解放同盟広島県連の委員長を務めたほか、昭和57年には部落解放同盟中央本部の書記長に就任し、部落解放運動で指導的な役割を果たしました。
そして、平成2年の衆議院選挙の旧広島3区に旧社会党から立候補して初当選し衆議院議員を2期務めました。
この間、新社会党の結成に加わりましたが、平成8年の衆議院選挙で落選しました。
その後も平和運動や人権問題などに取り組んでいましたが党の関係者によりますと2月上旬に体調を崩し、26日、府中市内の病院で亡くなったということです。
https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20210228/4000011202.html

Wikipediaによると、小森氏は社会党時代、社会主義協会だったんだね。知らなかったし、意外だった。私の知る範囲では、部落解放運動にコミットしている協会派の活動家はいなかった。というか、狭山闘争のデモにも行っていなかったぞ! あの人たちは、部落解放運動に限らず反差別運動一般に殆ど関心がなかったという印象がある。階級闘争至上主義なので、そういうのはメインな関心にはなり得なかったのだろう*2
それはともかくとして、『解放理論と親鸞の思想』のような著書もある仏教研究家の側面も無視してはいけないだろう。