そもそも異国

「千葉県民って京都が苦手なの?」https://kojitaken.hatenablog.com/entry/2020/08/02/144854



そうなんだ! 私は人生の70%以上を千葉県で暮らしているのだけど、そういうことは全く知らなかった。そもそも、多くの千葉県民にとって「京都」というのは現実の土地ではないでしょ。本(日本史とか古典とか)やTV(現代劇というより時代劇)の中の土地という感じ。その意味では、北京やフィレンツェやケルンと変わらない。まあ、(私の狭隘な世界で恐縮なのだけど)ちょいと新幹線に乗って観光や出張に行く以上の、京都との濃い関わりを持った千葉人は1人の例外を除いて知らない。その例外というのは社会学者のNB氏。彼は船橋で生まれ育ったけれど、立命館に進学して、大学と大学院で10年以上京都で過ごした。
以前にも仄めかしたが*1、私は船橋市にある高校に通っていた。ちゃんと京都と奈良に「修学旅行」に行ったけど、船橋市は京都への「修学旅行出禁」*2って何だよ! と思ったのだけど、高校ではなく「中学」の話、時期も私が高校に行っていたのよりも10年以上後の1990年頃という設定になっている。まああまり信じないけど。
話は全く変わるけれど、愛知県における尾張三河の対立について語った言説を(少なくともネット上では)あまり見たことがない。でも、余所者がこの対立に対する鈍感さを示すと、地雷を踏むことになる。私は既に二度か三度か失敗している。