関西テレビの報道;
昨年、慶應義塾大学のアメフト部で男子部員が女風呂を盗撮し、盗撮した映像を共有していたことが発覚したのだった。それについて、「女子を共有のオカズとすることによって存立する男子秘密結社的ともいえるホモソーシャルな構造が成立していている」と書いた*1。この中学生たちもそのような「ホモソーシャルな構造」を維持していたのだろうか。報道だけでは、加害者と被害者との関係、例えば同じクラスだったのか、或いは加害者同士の関係というのはわからない。多分、プライヴァシーの問題もあって、報じにくいのだろう。ただ、加害者の中にいじめ的なハイアラーキーがあることは想像可能だ。パシリをやらされるのと同じ感覚で、「盗撮」の実行犯をさせられた。
男子中学生がグループで女子生徒を盗撮し動画などを共有「撮影しないとグループからはみ出してしまう」
2/11(火) 3:02配信関西テレビ
奈良県生駒市の中学校で、男子生徒のグループが女子生徒のスカートの中などを盗撮し、無料通信アプリで共有していたことが分かりました。
生駒市教育委員会によると、市立中学校の2年生の5人から6人の男子生徒がペン型カメラやスマートフォンで女子生徒10人以上のスカートの中などを撮影していました。
男子生徒らは無料通信アプリ「LINE」でグループを作るなどして盗撮した動画などを10人ほどで共有していました。
調査に対して盗撮した生徒の多くは「興味本位だった」と話している一方、「撮影しないとグループからはみ出してしまう」と答えている生徒もいるということです。
「お金をもらった」と話す生徒もいて市教委は警察と連携して調査するとともに、被害生徒のケアを行うということです。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200211-03023504-kantelev-l29
タイトルはルイス・ブニュエルの映画とは関係ありません。
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