「志縁廟」再び

室井康成氏*1のツィート;



当時は、ライフ・ヒストリーという言葉は一般的ではなかったけれど、岩波新書からは(現在謂うところの)ライフ・ヒストリー本が出ていたが、この塩沢美代子、島田とみ子『ひとり暮しの戦後史――戦中世代の婦人たち』は読んだことがなかった。2015年に復刊されていたのね!
また、拙blogの2012年のエントリーを思い出した;
http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20120501/1335885805に対して、

yellowkitty 2012/05/04 05:20
日本では、第二次大戦によって200万人以上の適齢期男性が戦死したため、敗戦後おおぜいの女性が結婚相手を見つけることができませんでした。いま数字をあげることはできませんが、当時20歳代の女性の生涯未婚率はかなり高かったと思われます。「トラック一杯の女に男一人」などと話題にされましたが、さほど深刻な社会問題とはされなかった(政策の対象にはならなかった)と思います。この人々は生涯独身で父母兄弟姉妹のため働き続け、最後には入る墓がありませんでした。京都常寂光寺には、彼女たちが共同で建てた墓があります。
http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20120501/1335885805#c1336076438
常寂光寺*1の「志縁廟」と「女の碑」ですね。これについては、


「常寂光寺」http://www.sousaiken.com/ssk/column/column2.html


市川房枝による碑文が引用されています。
https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20120504/1336098603