「結審」

承前*1

生田綾「伊藤詩織さん、性暴力の被害者のために「ポジティブな言葉を発信して」 民事訴訟の結審後に思いを語る」https://www.huffingtonpost.jp/entry/itoshiorisansaiban-12tsukinihanketsue-kesshingonishiorisangakatattakoto_jp_5d9acf2ae4b0fc935edcac69


曰く、


ジャーナリストの伊藤詩織さんが、元TBS記者の山口敬之さんから性暴力を受けたとして慰謝料など1100万円の損害賠償を求めた訴訟が10月7日、東京地裁で結審した。判決は12月18日に言い渡される。

結審後に伊藤さんは、参議院議員会館で開かれた裁判報告集会に出席。

支援者らを前に、「結果はどうなるかわかりませんが、この歩みを少しでもみなさんに見ていただいて、これからの法改正や、どんな支援が必要なのかというところにたどり着く鍵になってほしい」と思いを語った。


この日の裁判では、伊藤さんの父親が傍聴席に座っていたという。

伊藤さんは涙を流しながら、「どういう気持ちで座っているのかな。今まで自分の意思でこの件について話してきたんですけど、どういう風にこれまで考えてきたんだろうと思いました」と、父親への思いを吐露。「性暴力は一緒にいる家族だったり、まわりにいる友人に物凄い影響を及ぼします」と訴えた。

判決については「どのような結果になるか、私たちにはわかりません」と述べ、支援者らに対し、結審を迎えた心境を以下のように述べた。

「今回の民事では、できるだけオープンに、みなさんにどういった事実があったのか、どういった証拠があって、どういったやりとりがされているのか、今の日本の司法で何が難しいのか、何が機能していて何が機能していないのかというところを見ていただくためにも、今回の民事(裁判)をやることにしました」

「支援の団体の名前は『Open the Blackbox』ということで、今まで『ブラックボックスの中にあることだからわからない』と言われてきたことを、少しでも事実を明らかにできるようにと、その気持ちを汲み取っていただきました」

「結果はわかりません。どうなるかはわかりませんが、この歩みを少しでもみなさんに見ていただいて、考えるきっかけ、これからの法改正であったり、どんな支援が必要なのかというところにたどり着く鍵になれば、という思いで今日まで準備してきました」