沖縄テレビ「沖縄で広く親しまれていた竹塗箸が消滅の危機…県民たちは何を思う?【沖縄発】」https://www.fnn.jp/posts/00047512HDK/201909301531_OTV_HDK
曰く、
沖縄県内の食堂や沖縄料理店や家庭でもよく使われている竹塗箸(たけぬりばし)。別名赤黄箸(あかきばし)とも呼ばれている箸は約60年前に沖縄県内に普及し、ウレタン塗装がされている。当初は赤色の部分は滑り止めの役割として漆が塗られ、黄色の部分は抗菌作用としてうこんで染められていた。
薩摩で作られているというのは琉球にとって不都合な真実かも知れない。まあ、「鹿児島県」といっても奄美かも知れないけれど。「約60年前」というのは伝統としては若すぎるかも知れないが、「私が小さい頃からある」という人もおり、米国時代からあったというのは侮れない。
沖縄県民に親しまれてきた竹塗箸だが、今このお箸が消えようとしている。
竹塗箸は鹿児島県の工場で手作業で作られていたが、その工場が6月に廃業となった。カネナガ商事 田川信次さん:
大きな理由は製造員の高齢化による人手不足です。後継者がいない。二つ目に、コストが非常に上がって手間がかかるわりに高く売れない。