佐倉市に住んでいた

承前*1

東京新聞』の記事;


「一時代築いた人 寂しい」 モンキー・パンチさん死去 地元・佐倉でも悼む声

2019年4月18日


 人気漫画「ルパン三世」の作者で佐倉市在住のモンキー・パンチさん(本名・加藤一彦)が十一日、八十一歳で亡くなったことを受け、地元の関係者からは悼む声が上がった。

 佐倉市によると、北海道浜中町出身のモンキー・パンチさんは一九九六年、同市に移住。二〇〇二~〇五年には「ルパン三世」や「一宿一飯」のキャラクターとともに市内の名所旧跡を描いたカレンダーを作製。一四年には市制六十周年を記念して発行されたご当地ナンバープレートには「ルパン三世」を描いた。一八年四月からは「佐倉親善大使」として、市の魅力発信にも尽力した。

 アニメ化四十周年記念で一三年に市立美術館で催された「ルパン三世展」を担当した学芸員の本橋浩介さん(48)は「イベントでは来場した子どもたちに額を突き合わせるように指導しており、後進の育成に情熱をそそいでいる姿が印象的だった。一つの時代を築いてきた人だけに、とても寂しい」と話した。

 市長職務代理者の利根基文副市長は「国内だけではなく海外にも大きな影響を与えており、悲しみと喪失感を禁じえない」とコメントした。

  (山口登史)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201904/CK2019041802000153.html

一宿一飯 (1976年) (奇想天外文庫)

一宿一飯 (1976年) (奇想天外文庫)

中村かさね「モンキー・パンチさん追悼 ルパン三世の劇場版第1作「ルパンVS複製人間(クローン)」を金曜ロードSHOWで急遽放送」https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5cb66f1ee4b0ffefe3b8ad44


ルパン三世 ルパンVS複製人間』だけれど、いちばん印象に残ったのはカリブ海に浮かぶ「マモー」の島。突然空間がデキリコになり、次いでポール・デルヴォーエッシャー、さらにはサルバドール・ダリになって、何このシュールレアリスムへのオマージュ! と思ったのだった。また、クローン技術をネタにしたSF映画ということでは、これはかなり先駆的なものなのでは? それから、悪役「マモー」の声を担当しているのは西村晃であり、そのことについて改めて驚いている人が少なくないようなのだが、「水戸黄門」になったことによって、それ以前の悪役中心のキャリアがロンダリングされているんだなあ。

ルパン三世 ルパン vs 複製人間 [DVD]

ルパン三世 ルパン vs 複製人間 [DVD]