小笠原遥「被災地はストーリーの素材じゃない。東日本大震災の報道に、蒲鉾本舗高政が苦言を呈す理由」https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5c85d231e4b0ed0a0014d6dd
泣ける被災地、泣ける被災者というところだろうか。もしかして、泣けなかった! という視聴者からのお叱りの電話やメイルもあるのかも知れない*1。「感動ポルノ」*2というもっと一般的な言葉を忘れていた。
3.11に向けて毎年2-3月はたくさん取材依頼が来るが、今年は8割以上お断りした。
まだまだ道半ば系、震災を忘れないで系、困ってます系、こんなはずでは系。
「女川で私はそう思って無いです。取材受けてもいいけど、勝手な構成にしないでね。ナレーションでどうにかするのも無」
大体いなくなる(・ε・
— 蒲鉾本舗高政 (@takamasa_net) March 9, 2019
https://twitter.com/takamasa_net/status/1104209770418851840
それと、局の報道部じゃなく外注に多いかなあ。
「親が死んでいてこういうことやっている女子高生(女子中学生)いませんか?」
「3.11関連なんですが、何かネタ無いですか?」
てのも無くならない。知っててもあなたに教えるわけないじゃない( ͡° ͜ʖ ͡°)
— 蒲鉾本舗高政 (@takamasa_net) March 9, 2019
https://twitter.com/takamasa_net/status/1104215137622212608
私が取材を受けて震災で亡くなった祖父に仏壇で線香をあげるシーンも、朝の日課の時間とかではなく、頼まれて
「ではーカメラ回すんでー線香あげてくださーい」
でした。
やったけどさ、なんかねえ(・A・)
今放送されている人達もそうなのかと思うと、身につまされる。
普段の姿を演出。僕らは素材。 https://t.co/ImPxgiPhUx
— 蒲鉾本舗高政 (@takamasa_net) March 9, 2019
https://twitter.com/takamasa_net/status/1104532259946688512