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安藤健二安田純平さん解放か。2015年にシリアで行方不明、武装組織に拉致されていた模様」https://www.huffingtonpost.jp/2018/10/23/yasuda-kaihou_a_23569340/


この記事のタイム・スタンプは2018年10月23日 23時27分 JST


シリアで武装組織に拘束されたフリージャーナリストの安田純平さんが解放され、トルコ政府の保護下にあると見られることが分かった。10月23日午後11時から、菅義偉官房長官が緊急会見を開いて明らかにした。

官房長官は「本日午後9時ごろ、カタール政府から情報を得ました。安田純平氏とみられる人物がカタールで解放され、現在トルコのアンタキアの施設に保護されているとみられる。トルコ当局等を通じて、人定関係を確認中でありますが、諸般の情報を総合すれば、安田純平氏本人である可能性が高いとみられ、その旨を安田氏の婦人にもお伝えをいたしました。なお、人定関係の確認には、一定の時間を要する見込みです」と述べた。


安田さんは2015年、内戦下のシリアを取材中に行方不明になっていた。国際テロ組織アルカイダ系組織を母体とする「シリア解放機構」に拘束されたと見られていた。

7月30日には、安田さんとみられる男性が「今すぐ助けてください」と訴える映像が動画投稿サイトで公開されていた*1

2015年のシリア入りは、ISISによる後藤健二氏虐殺*2の背景の情報を収集するためだったという。
24日に入ってからの『朝日新聞』の記事;

安田純平さん、確認後帰国へ 本人だけ分かる質問で判断
10/24(水) 0:59配信 朝日新聞デジタル


2016年5月、フェイスブックに投稿された安田純平さんとみられる男性の写真。投稿した人物から朝日新聞が入手した。撮影日時、場所は不明
 フリージャーナリストの安田純平さんの解放について、日本政府関係者によると、政府はこれまで第三国を通じて安田氏の解放に向けた交渉を続けてきたという。外務省幹部は23日深夜、記者団に対し、「(安田さんの)安全確保を第一にして取り組んできた」と述べた。すでに政府関係者がトルコ・アンタキアの入管施設に向かっており、安田氏本人であることが確認でき次第、近日中に帰国させる方針という。

 菅義偉官房長官は同日午後11時過ぎから首相官邸で開いた緊急記者会見で、トルコ・アンタキアの入管施設にいる男性について「情報を総合すれば、安田純平氏本人である可能性が高いものと考えられる」と述べた。外務省によると、本人確認の方法としては、領事局か大使館の関係者が男性と接触し、本人しか分からないような質問をして判断するのが一般的だという。

 日本政府関係者によると、身代金の要求に対し、政府は支払いに応じないという立場を繰り返し説明してきたという。一方で、安田氏が入国したシリア・イドリブ県の情勢が緊迫していることから、日本側は早期解放を求めてきた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181024-00000003-asahi-soci

家族の反応;

<安田さん解放>妻のMyuさん「本人だったら夢のよう…」
10/24(水) 10:56配信 毎日新聞


安田純平さんとみられる人物が解放されたとの発表を受け、妻で歌手のMyu(みゅう)さんは24日未明、毎日新聞の電話取材に「本人だったら本当に夢のようです。良かった」と語った。

 日本政府から解放時の詳しい状況などは、知らされていないという。「まだ(安田さん)本人だと確定もしていないと聞いているので、冷静に待ちたい。今はとにかく早く本人だという連絡が聞きたい」と話した。

 Myuさんと安田さんは約10年前に結婚した。「夫は取材に行く時、全ての責任は自分にあるという信念と覚悟を持っている。私もそれを受け止め、毎回送り出してきた」と振り返る。

 最後に話したのは、拘束される直前の2015年6月だった。安田さんから「これから、もしかしたら電話がつながらないかもしれない」と連絡があった。海外取材では過去にも電話がつながらなくなったことがあり、Myuさんは「頑張ってきてね」と言って送り出した。

 拘束が報じられた後も、Myuさんは救出活動への影響を懸念して会見などは開かなかった。だが今年7月、安田さんとみられる男性が「今すぐ助けてください」と訴える新たな映像がインターネットに公開されたのを見て、「状況が切迫しているのではないか」と感じたという。8月に東京都内で初めて記者会見し、現地へのメッセージとして「夫は敵でもなんでもなく、みんなのことが大好きです。一日も早く元気な状態で返してほしい」と涙ながらに訴えていた。【福島祥】
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181024-00000027-mai-soci


「元気な姿、早く見たい」安田さん両親、待ちわびる再会
10/24(水) 12:07配信 朝日新聞デジタル


 シリアで3年あまり行方が分からなくなっていたフリージャーナリスト安田純平さん(44)が解放されたとの情報が23日夜、日本政府に入った。突然の朗報から一夜明け、両親は報道陣の取材に応じ「よく頑張った」と述べ、無事な帰国を願った。

 安田さんの父英昭さん(78)と母幸子さん(75)は24日朝、埼玉県入間市の自宅前で報道陣の取材に応じた。

 「とにかく3年間、よく頑張ってきたということに尽きる。それだけです」。英昭さんがそう言うと、幸子さんも「私も同じ気持ち。とにかく頑張って良かった」と続けた。

 昨夜は安田さんの妻からの電話でテレビを見るように促され、各局を見ながら新たな情報を待っているうちに朝になってしまったという。幸子さんは「心配で眠れなかった」と疲労を隠せず、時折ハンカチで涙をぬぐいながら語った。

 幸子さんは、安田さんの消息が分からなくなってから毎日、家事の後に、無事を祈りながら折り鶴を折ってきたという。「こんなことしかできないけれど、とにかく祈るしかない日々だった」。その数は1万羽を超えた。

 英昭さんも疲労の色が濃い様子で「皆さんに迷惑をかけて申し訳ない」と繰り返しつつ、「身元確認の情報がないのでまだ心配。元気な姿が早く見たい」と再会を待ちわびていた。(羽毛田弘志)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181024-00000034-asahi-soci

既に、自己責任虫が増殖している。