承前*1
北海道胆振地方の地震を巡って、自称科学リテラシーが高い系の人たちが流している流言蜚語を巡って;
牧田寛「北海道胆振東部地震「泊原発が動いていれば停電はなかった」論はなぜ「完全に間違い」なのか」https://hbol.jp/174509
一口に火力発電と言っても、一様ではないわけだ。石炭火電というのは石油や天然ガスよりも炭酸ガス排出量が多いだけでなく、原発と同様に出力調整ができない。そもそも北海道電力は比較的大規模な石炭火電が多いという脆弱性を抱えていた。重厚長大の弊という言葉を思い出した。
ほかの、(善意を含む)流言蜚語に関しては、
籏智広太「立憲民主党アカウント、北海道地震の「断水デマ」を拡散、謝罪」https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/cdp2017-hokkaido
籏智広太「北海道地震で「地鳴りデマ」が拡散、避難者が相次ぐ 異例の注意喚起も」https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/tomakomai-debunk
ところで、上掲の記事の著者である牧田寛氏の、福島第一原発のトリチウム水「海洋放出」を巡る
「東京電力「トリチウム水海洋放出問題」は何がまずいのか? その論点を整理する」https://hbol.jp/174094
もマークしておく。
See also
木野龍逸*2「トリチウム水と政府は呼ぶけど実際には他の放射性物質が1年で65回も基準超過」https://news.yahoo.co.jp/byline/kinoryuichi/20180827-00094631/