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承前*1

籏智広太「ヘイトが集まる内閣府サイトの実態、元「国政モニター」が証言」https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/monitor-gove3


内閣府の「国政モニター」のサイトに熱湯浴的言説が溢れていたことが問題視され、炎上の後に「モニター」の公開が中止されたという事件を巡って、「元国政モニター」の証言。なお、この人は熱湯浴とは何の関係もない。「国政モニター」になるには、「「モニターでどんな意見を出したいか?」という内容の小論文を提出し」なければならない。


サイト上では「意見、要望等を原文のまま掲載しています」とされていたが、第三者のチェックが入っていることは明らかだった、と男性は証言する。

「投稿内容の指定はされません。何を書いてもOKでした。ただ、各省庁にとって都合の悪い文言はカジュアルに改変されていた記憶があります」

実際、もとの投稿内容と掲載された内容が異なることが、数回あったという。特定の省庁の職員について批判的に言及したとき、「職員」という文言が削られるなどしたという。

「今回、問題になったような書き込みが黙認されていたということは、そうした内容が各省庁には差し支え無いものだったのだろうなと、感じています」

この人が「国政モニター」をやったのは2016年だが、2015年にはネット上で「多くの愛国者が国政をモニタリングし、意見を伝えることが望ましい!応募しよう!」という熱湯浴どもへの呼びかけが拡散していたという*2

*1:http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20180503/1525323385

*2:これは籏智氏の調べか。