昔「喘息体質」だった

承前*1

岩永直子「ヤジ受けた患者・ヤジ飛ばした議員両方に嫌がらせ殺到 「死ね」「見苦しい」」https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/anami-yaji-iyagarase


曰く、


受動喫煙対策を参考人として訴えたがん患者の長谷川一男さん(47)に、自民党穴見陽一衆院議員がヤジを飛ばし、謝罪した問題で、両者のもとに匿名での抗議や嫌がらせメールが大量に寄せられている。

「死ね」「肺がんになって苦しめばいい」などと、嫌がらせの言葉を繰り返し浴びせかける人もいるという。


長谷川さんが代表を務める患者会には、ヤジ問題が報じられた後から、長谷川さんに対する抗議や嫌がらせのメールが相次いだ。

以下がその文面だ。


肺がんの医療費、助成金、君たちが受け取っているお金は国のお金。タバコの税収も含まれているだろう。お金を全額自己負担してから発言してくれ。金食い虫の発言は見苦しいだけだ

お前が良い法律と思っているのはお前にとっての良い法律。自分の考えを客観的にとらえられていないから『いい加減にしろ』

大多数のマナーを守っている喫煙者に罪をなすりつけるのはどういった了見か。合法的嗜好品をマナーを守って利用している者を一律に差別、排除しようとする考え方に断固抗議反対します


一方、穴見議員の事務所にも、批判や嫌がらせの電話が殺到している。

秘書によると、ヤジ報道が出た直後から一日中、電話が鳴りっぱなしで秘書らが対応している。秘書はBuzzFeed Japan Medicalの取材にこのように話す。

「不適切な発言をしたのは事実ですので、批判の声は甘んじて受けたいと思っています。中には最初から罵倒、罵声で、『死ね』『お前が肺がんになって苦しめばいい』『辞職するまで電話はやめない』『事務所に押しかけるぞ』『人間以下のブタ』などと繰り返されることもあります。批判を受けても仕方ないことをしたので、お聞きしてお詫びするしかない。粛々と対応するしかありません」

まあ、落ち着いて先ずは一服しろ、といいたくなるけれど、何で一服するのかが問題なのだった。
さて、この問題に小林よしのり*2が参戦;


「タバコの副流煙を嫌う者として」http://blogos.com/article/306427/


ここで、小林氏は、


0歳のときから喘息体質で、今も定期的に通院し、毎日必ず薬を飲んでいるわしのような者にとっては、特にタバコの副流煙は猛毒になる。

わしはタバコの臭いにはすごく敏感で、こっそりタバコを吸っている女とは、恋愛関係になりそうになっても、即、別れた。
百年の恋も一瞬にして吹き飛ぶほど、タバコの臭いに体が拒否反応を起こすのだ。

と述べている。
そういえば、「0歳のときから」ではないけれど、小学校高学年から中学生にかけて、私も喘息気味だったということを思い出した。発作のために真夜中に目が覚めて、ぜいぜいと苦しく息をしたことも月に数回あった。その頃は、それから10年後にはヘヴィ・スモーカーとなり、(小林よしのりの場合とは逆に)「タバコの臭い」のために女に振られるということも経験するだろうとは全く想像もできなかった。私の喘息(気管支炎)の症状は中学を卒業した辺りできれいに消失してしまい、その後、大学入試が終わった頃には、当時の自然な流れに従って、煙草を吸い始めたのだった*3