大声で呟いた

最初は『BuzzFeed』だったのね;


岩永直子*1受動喫煙対策を訴える肺がん患者にヤジ 国会議員「いい加減にしろ!」」https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/judoukitsuen-yaji-anami
岩永直子「肺がん患者にヤジ飛ばした国会議員が謝罪 しかし・・・「喫煙者を必要以上に差別すべきではないという想いで呟いた」」https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/yaji-anami-shazai


朝日新聞』の記事;


肺がん患者にヤジ「いいかげんにしろ」 穴見議員が謝罪
2018年6月21日17時08分


 自民党穴見陽一衆院議員(大分1区、当選3回)は21日、受動喫煙対策を強化する健康増進法改正案*2を審議する衆院厚生労働委員会参考人として出席した肺がん患者に対し、「いい加減にしろ」とヤジを飛ばしたとネットメディア「バズフィード・ジャパン」が報じたことを受け、この発言を認め、謝罪するコメントを書面で発表した*3

 穴見氏は今月15日の厚労委に出席。参考人として肺がん患者が意見を述べている際、「いい加減にしろ」とヤジを飛ばした。

 穴見氏は21日、書面でコメント。「参考人のご発言を妨害するような意図は全くなく、喫煙者を必要以上に差別すべきではないという思いでつぶやいた」と弁明。「参考人の方はもとより、ご関係の皆様に不快な思いを与えたとすれば、心からの反省と共に深くおわび申し上げる」と謝罪した。厚労委の高鳥修一委員長は同日、穴見氏に口頭で厳重注意した。

 15日の厚労委に参考人として出席した日本肺がん患者連絡会の長谷川一男代表によると、「いい加減にしろ」とのヤジを飛ばされたのは、屋外の喫煙について問われ、答えていた最中だったという。

 長谷川氏はステージ4の肺がん患者。受動喫煙による被害を訴えた後だっただけに「受動喫煙対策を進めてほしいと患者の立場で必死に訴えたのに、最初から聞く耳を持っていなかったのかなと思った。国民の命や健康を議論する厚労委員会の議員だけに、残念でならない」と語った。

 穴見氏は、公益法人「大分がん研究振興財団」(大分県由布市)が2007年に発足した時から理事を務める。ただ、坂本修一事務局長によると、顔を合わせるのは「事業計画の承認時など年2回程度」という。坂本氏は「一般常識からしておかしい発言で、びっくりしている。我々の活動は多くの方々の理解と寄付で成り立っており、発言で財団のイメージが悪くなってしまわないか」と懸念している。
https://www.asahi.com/articles/ASL6P5D8NL6PUTFK00M.html

See also


参考人のがん患者にやじ 自民 穴見衆院議員が謝罪」https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180621/k10011489431000.html
「がん患者にやじ 厚労委員長が穴見議員を厳重注意」https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180621/k10011489831000.html


また、NHKによれば、


がん患者にやじ 自民 穴見議員 がん財団理事を辞任
2018年6月22日 18時15分


自民党穴見陽一衆議院議員は、先週の衆議院厚生労働委員会参考人として出席したがん患者の男性が意見を述べている際、「いい加減にしろ」と発言し、批判を受けたことを踏まえ、22日、大分がん研究振興財団の理事の辞任届を提出しました。

自民党穴見陽一議員は、今月15日、受動喫煙対策を強化する健康増進法の改正案を審議していた衆議院厚生労働委員会で、参考人として出席した肺がん患者の男性が意見を述べている際、「いい加減にしろ」と発言し、がん患者などから批判を受けました。

こうした中、がん治療に関する研究を支援する、大分がん研究振興財団(大分県由布市)は、理事を務める穴見氏が辞任届を提出したと発表しました。

財団は、来週にも評議員会を開いて、辞任届を受理することにしています。

穴見氏の発言について、大分がん研究振興財団の植山茂宏理事長は「参考人をはじめ、全国のがん患者や家族の方々に大変不快な気持ちを抱かせましたことを心よりお詫び申し上げます」というコメントを発表しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180622/k10011491371000.html