榧野文香「“親友”と呼べない私。友達ってなんだろう。」http://www.huffingtonpost.jp/dress/best-friend_a_23366051/
「心友」とか「信友」という言葉を初めて知った。まあBFFという言葉もあるけれど*1。
さて、
「思考」と「情報」。ラース・スヴェンセン『退屈の小さな哲学』*2で、「意味」と「情報」との違いが議論されていたことを思い出した(pp.35-37)。
わたしにとって友達って、「思考の交換」ができる存在なのだと思う。自分が何を思って、考えて、感じているかをまっすぐに伝えることができる。多少の心遣いはしても、変な気を使うことはなくって。
相手からも何を思って、考えて、感じているかを聴いてみる。そうしてお互いの頭や心の中にあるものを交換する。それがわたしにとって、友達。
流行っているお店とか、ドラマに出ていたイケメン俳優とか(まあ一応、女なので)そういう話もするけれど、でもそれはあくまでも情報の交換で。
友達とは、やっぱり気がついたら思考を交換していると気づく。
今の仕事、あのときの選択、これからの人生......時にそんな重いテーマもあるけれど(笑)ただ、そういう話をしていると知らない一面を見られたりする。ああ、そんな想いだったんだねって。
- 作者: ラーススヴェンセン,Lars Svendsen,鳥取絹子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/04
- メディア: 新書
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