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承前*1

アントニオ猪木帰朝報告。第二弾。「日本外国特派員協会」にて。
朝日新聞』の記事;

猪木氏が訪朝会見、入場曲とともに… 「元気ですかー」

岡田玄

2017年9月13日17時10分

 北朝鮮を訪問し、11日に帰国した元プロレスラーのアントニオ猪木参院議員(無所属クラブ)が13日、東京都内の日本外国特派員協会で記者会見を開いた。北朝鮮側に議員訪朝団を提案したところ、了承されたと明らかにした。一方、外国人記者の関心は別のところに……。


 会見の開始時間を過ぎた。突然、あのテーマ曲「炎のファイター」が流れると、右拳を突き上げて猪木氏が入場してきた。そして、「1、2、3、ダー」。会見は「元気ですかー。元気があれば何でも出来る」から始まった。

 猪木氏は「(政権与党の)自民党内が、制裁だけでなく対話も必要という空気に変わりつつある」と述べ、北朝鮮側に超党派の議員団による訪朝を提案したと説明。北朝鮮側からは「提案は前向きに、訪朝団受け入れは了承しましたと、最後に答えをもらった」と語った。議員団の規模や時期などについては明らかにしなかった。

 猪木氏は、北朝鮮で会談したという李洙墉(リスヨン)・朝鮮労働党副委員長らの写真を示した。質問は、会談内容についても及んだが、猪木氏は「酒を飲んで本音で話す。外交には体力も必要」などとかわし、質疑はかみ合わなかった。

 一方、外国人記者からは「なぜ、赤いマフラーをしているのですか」との質問も。猪木氏は「昔、レスラーで、ガウンの下に赤いタオルをしていたもので」と笑顔で答えた。

 会見を終えた猪木氏は、テーマ曲に合わせ、会場を後にした。(岡田玄)
http://www.asahi.com/articles/ASK9F4VDNK9FUHBI016.html

瀬谷健介*2「32回目の北朝鮮訪問から帰国したアントニオ猪木氏の緊急会見 海外特派員に語ったことは」https://www.buzzfeed.com/jp/kensukeseya/inoki-123daa


こちらの記事では、


「どちらが先かは別として、北朝鮮が高く上げ、アメリカがそれよりも高く上げた。今どちらが拳を高く上げられるかのように私には見える。日本は唯一の被爆国。仲介役に立って拳を半分に下げるような外交をしてもらいたい」
という猪木の言葉が引用されている。

さて、 新たな「経済制裁*3への北朝鮮側の反応;


「日本を核爆弾で沈める」「米国を焦土化北朝鮮が声明

ソウル=牧野愛博

2017年9月14日12時30分



 北朝鮮のアジア太平洋平和委員会は13日、国連安全保障理事会の新たな制裁決議に反発する報道官声明を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。声明は日米韓を厳しい口調で非難している。

 声明は「米国の地を焦土化しよう。報復手段を総動員して我々の恨みを晴らそう」と主張した。日本には「日本列島上空を飛び越えたわれわれの大陸間弾道ミサイルICBM)を見ても正気を取り戻せない日本に断固たる気概を示さなければならない」と指摘。「日本列島4島を主体(チュチェ)の核爆弾で海に沈めなければならない」と強調した。

 また、韓国に対しても「同族の皮を被った米国の犬」と決めつけ、「強力な集中攻撃で親米逆賊集団を掃討しよう」と呼びかけた。国連安保理のことも「世界の平和と安全を無残に破壊する悪魔の道具だ」とののしった。「正義と道義、良心も捨てて制裁に挙手する国と、米国のドルに屈する国が集まった安保理は直ちに解体すべきだ」とした。

 そのうえで「制裁決議」採択は「われわれが信じるものは専ら自分の手に握った自衛的核戦力だけだ」と訴えた。

     ◇

 菅義偉官房長官は14日午前の記者会見で、「極めて挑発的な内容で言語道断である。地域の緊張を著しく高めるもので断じて容認をすることは出来ない」と強く非難。「国際社会全体で北朝鮮に対し最大限の圧力をかけ、北朝鮮の政策を変えなければならない」と強調した。(ソウル=牧野愛博)
http://www.asahi.com/articles/ASK9G3V7SK9GUHBI015.html

「アジア太平洋平和委員会」がどういう組織なのかわからない。思ったのは、「海に沈めなければならない」と息巻いている「日本列島4島」には数十万人の在日朝鮮人が住んでいるということだ。「主体(チュチェ)の核爆弾」は多分日本人だろうが朝鮮人だろうが差別しない。日本人排外主義者によるテロの煽りに晒されている〈在日〉の人々は〈祖国〉による恫喝をどう思っているのだろうか。また、日本のウヨどもは参りました! と北朝鮮に対して脱帽しているのだろうか。