今井絵理子&橋本健の「不倫」疑惑*1だけれど、古市憲寿氏*2が言うように、「離婚調停中で別居が4、5年続いている」なら別に「一線を越えていてもいんじゃないかな」と思うのだけど*3、何だかその前提が怪しくなっているようだ*4。
さて、
久野浩司「一線を越えるとは何か?男女で違う不倫の認識」https://allabout.co.jp/gm/gc/470396
「一線を越える」の「一線」というのは何処なのかということが自明ではない。
まあそういうことなのだろう。オリジナルの調査票を見ていないのだが、これはフリー・アンサーを事後的にコーディングしたものではなく、最初から選択肢として提示されていたものだろうか。だとしたら、選択肢として重要な項目が抜けているような気がする。或いは「浮気」と「不倫」の差異。「好きという感情が芽生え」てもそれだけでは片思いというか、浮ついた気分に過ぎず、〈不倫の恋〉が関係として生起するためには〈告白〉が必要でしょう。或いは、真剣な恋愛でない場合だと、具体的な口説きということになる。これらは好きだとかやりたいという感情を、心の外に言葉として客観化するということだ。「一線」ですけど、法的には「セックス」、倫理的には〈告白〉或いは口説きということになるのでは? また、個人的には「セックス」の手前の裸になることが重要だとは思う。
「浮気の境界線はどこから?」というリサーチ(2012年10-12月 ウレぴあ総研)によれば、以下のような報告がまとめられています。
■男性が考える「浮気の境界線」
1位:セックスをしたら 31.2%
2位:二人きりで出かけたら(デート) 18.4%
3位:キスしたら 16.0%
4位:好きという感情が芽生えたら 12.8%
5位:手をつないだら 8.8%■女性が考える「浮気の境界線」
1位:好きという感情が芽生えたら 27.2%
2位:キスをしたら 20.34%
3位:手をつないだら 16.95%
4位:二人で出かけたら(デート) 16.1%
5位:セックスをしたら 14.41%
この結果からも、男女の浮気の境界線に差があることがわかります。簡単に言えば、男性の考える浮気とはより肉体的なものであり、女性は逆に精神的なものが基準になっていることがわかります。(後略)
*1:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170727/1501157835
*2:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20140102/1388675061 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160106/1452053491 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160120/1453264420 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160326/1458965055 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160619/1466310752 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160622/1466563386
*3:「古市憲寿氏、今井議員不倫報道に相手が離婚調停中なら「いいんじゃないですか?ダメ?」」https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170727-00000101-sph-ent
*4:See 「“不倫疑惑”橋本氏の妻が反論「一方的に離婚申し入れ」 生活費も「一方的かつ大幅に減額」」http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/170801/plt17080120400031-n1.html