本を買った。
Orion Klautau『隠された聖徳太子――近現代日本の偽史とオカルト文化』ちくま新書、2024
紀蔚然『台北プライベートアイ』(舩山むつみ訳)文春文庫、2024ちくま新書5月。「異能者? 予言者? キリスト教の影響を受けている? 誰もが知る聖徳太子は、近現代このように理解されてきた。日本人が彼に求めたものの深層を読みとく。」
— 猫の泉 (@nekonoizumi) 2024年3月28日
⇒オリオン・クラウタウ
『隠された聖徳太子 近現代日本の偽史とオカルト文化』 https://t.co/zVdn34QEOt
隠された聖徳太子 オリオン・クラウタウ(本文) - 筑摩書房 | 版元ドットコム https://t.co/0TxcDDBu2L @hanmotocomより
— 松本久史 (@matukyu1967) 2024年3月29日
時代を通じて、聖徳太子は人気がありますね。
同僚のオリオン・クラウタウ先生から新刊『隠された聖徳太子』(ちくま新書)を御恵贈賜りました!
— 𝓚.𝓜𝓸𝓽𝓮𝓰𝓲 🐇 (@namahamumarooon) 2024年4月25日
近代仏教研究の旗手が、まさかの「オカルト太子」本を出すとは!! じっくり拝読したく思います。
Amazonでも予約可能なので、みなさんぜひ。https://t.co/IcW2cYGOSI pic.twitter.com/GgVmiC01Ya
オリオン・クラウタウ先生の新刊『隠された聖徳太子 近現代日本の偽史とオカルト文化』ちくま新書1794、読んでる。むちゃくちゃオモロイです。
— 佐藤哲朗(nāgita) (@naagita) 2024年5月2日
オリオン・クラウタウ先生の新刊『隠された聖徳太子 ――近現代日本の偽史とオカルト文化』ちくま新書1794 https://t.co/5fYucHiHsG 読了。後半では、イザヤ・ペンダサン(山本七平)『日本人とユダヤ人』、梅原猛『隠された十字架』、その影響下に書かれた山岸凉子『日出処の天子』… https://t.co/GTT5l41k6N pic.twitter.com/7UCSK1CmAy
— 佐藤哲朗(nāgita) (@naagita) 2024年5月6日
…さらにノストラダムス本で有名な五島勉が出した『聖徳太子「未来記」の秘予言』など、同時代感が増し増しだったので、ちょっとほろ苦い読後感。アカデミズムと出版業界、即ちそこに生息する知識人が「その時その時の流行に応じて、偽史作品が提供する枠組みを利用し、あるいはそれを活用したりする…
— 佐藤哲朗(nāgita) (@naagita) 2024年5月6日
…などのトンデモ超古代史本を出していたわけで、浄土宗の椎尾弁匡など戦前の仏教界における反ユダヤ主義の蔓延と、秦氏ユダヤ人説や日ユ同祖論とを対照しつつ掘り下げてみても面白かったのではないか。それはそれで1冊分のテーマになりそうだけど。何はともあれ、オススメの意欲作です!
— 佐藤哲朗(nāgita) (@naagita) 2024年5月6日
【入荷情報】
— 東方書店 東京店(神田神保町) (@toho_jimbocho) 2024年5月8日
『台北プライベートアイ /文春文庫』(紀蔚然 著/舩山むつみ 訳/文藝春秋/2024年5月/税込1,375円)が入荷しました!https://t.co/h0C7bkHfvT pic.twitter.com/fmKnGOcV5a