『朝日新聞』の記事;
けっこう歳の差がある中国人と諾威人のカップルがどんな偶然と必然によって日本で出会い、別れたのかということも興味津々なのだが、この凶行はやはりヴァイオリンに嫉妬したということなのだろうか。
総額1億円、夫のバイオリン54丁破壊容疑で逮捕2017年7月25日19時38分
別居中の夫のバイオリン54丁と弓70本を壊したとして、愛知県警は25日、東京都江東区亀戸6丁目、中国籍の自営業河宮碧(みどり)容疑者(34)を住居侵入と器物損壊の疑いで逮捕し、発表した。器物損壊容疑は否認しているという。被害者が申告した被害額は計1億590万円にのぼる。
中村署によると、河宮容疑者は2014年1月30日〜2月19日、別居中だった名古屋市中村区に住むノルウェー国籍の夫(62)=その後離婚=の自宅兼工房に窓ガラスを割って侵入。バイオリンと弓を壊した疑いがある。
被害品は夫が収集したり自作したりしたもので、イタリア製のバイオリン(5千万円)やフランス製の弓(150万円)もあった。穴があいたり、傷がついたりしたという。
2人は昨年離婚。河宮容疑者は事件後に日本を出国し、国内外を行き来していたという。
http://www.asahi.com/articles/ASK7T5S72K7TOIPE036.html
楽器と嫉妬ということで、ヴァイオリンじゃなくて「チェンバロ」に関わるものだが、小川洋子『やさしい訴え』*1を思い出したりもしたのだが、そういえば、ここ数年小川洋子さんの本を全然読んでいないことに気付き、読みたいなと思ったのだけど、何を読めばいいのだろう。
- 作者: 小川洋子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2004/10/01
- メディア: 文庫
- クリック: 11回
- この商品を含むブログ (59件) を見る
*1:Mentioned in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20091204/1259897253 See eg chaki_bon「やさしい訴え | 小川 洋子」http://chakibon.exblog.jp/17705095/ また、「小川洋子「やさしい訴え」」(http://d.hatena.ne.jp/hrkntr/20060117/p3)は小説で言及された楽曲をリスト・アップしている。