告白(告発)

渡辺一樹*1「「私はレイプされた」。著名ジャーナリストからの被害を、女性が実名で告白」https://www.buzzfeed.com/jp/kazukiwatanabe/20170529


2015年3月に山口敬之という「ジャーナリスト」に「レイプされた」という女性の告白=告発。
曰く、


詩織さんは酒に強く、酔って前後不覚になったことはなかったという。詩織さんはすぐに病院に行き、さらには4月9日に警視庁原宿署に相談した。

警察の捜査によって、タクシー運転手や、ホテルのベルボーイ、ホテルセキュリティーカメラ映像、下着から採取したDNA片の鑑定結果などの証拠が揃い、2015年6月にいったんは山口氏への逮捕状が発行された。しかし、捜査員からは逮捕直前、「上からの指示で、逮捕できなかった」と連絡があったという。

山口氏はその後、2015年8月26日に書類送検されたが、2016年7月22日に、嫌疑不十分で不起訴になった。詩織さんは納得がいかないとして、検察審査会に不服申立をした。

詩織さんは、家族の意向で名字は伏せたものの「匿名の被害者女性と報じられたくなかった」として、顔と名前を公開して記者会見に臨んだ。

山口について;

山口氏は元TBS記者で、長く政界を取材しており、2016年5月のTBS退社後はフリージャーナリストとして多数のテレビ番組に出演している。安倍首相との距離も近いとされ、2016年6月に出版した著書「総理」(幻冬舎)では、次のように記している。

安倍氏と私は一回り違いの午年で、出会った当初からウマが合った。時には政策を議論し、時には政局を語り合い、時には山に登ったりゴルフに興じたりした」

山口氏は、週刊新潮でこの件が報じられたことを受けて、自身のフェイスブックで5月10日次のように反論している。

「私は法に触れる事は一切していない。当局の厳正な調査の結果、違法な行為がなかったという最終的な結論が出ている。この過程において、私は逮捕も起訴もされていない」

一方、詩織さんの代理人弁護士は「これは起訴されるべき事案だと確信している」と述べた。

世間知らずの極みで、この山口敬之という「ジャーナリスト」のことも知らなかったし、この「レイプ」事件を『週刊新潮』がすっぱ抜いていたということも知らなかった。
「上からの指示で、逮捕できなかった」というのは凄い。「上」って誰なのか。また、何故逮捕するなという「指示」をしたのか。Facebookに「いいね!」をつける某女性*2の「ご意向」を忖度したのかしらと根拠もなく思ってしまう。