狙い撃ちなど

承前*1

日本死ね俵万智に批判集中」http://taraxacum.seesaa.net/article/445720210.html


俵万智さんへの集中攻撃は女性であるが故の狙い撃ちであるという;


6人いる審査委員の中で、ひとりを生贄にするなら俵さんという、いつもの手口。
女性で好感度の高い人をあえて叩き、周囲を萎縮、沈黙させる。卑劣です。負けないで
日本死ね」議論 流行語大賞の審査委員・俵万智氏に批判相次ぐ #ldnews https://t.co/p9lP3KdIx8


Kazuko Ito 伊藤和子 (@KazukoIto_Law) 2016年12月9日*2

また、


「保育園落ちた・バリバリの左派?」http://taraxacum.seesaa.net/article/445954254.html


ここに紹介されている、


salmo(ポリコレめんどくさい @invasivespeacie


「保育園落ちた日本死ね。」がバリバリの左派が認定するところで流行語とされるあたりが連中キレて貶せば人が動くと思ってるんでしょうなぁ。ここ何年もそういうのばかりで辟易。
2016年12月2日 21:01
https://twitter.com/invasivespeacie/status/804671957408956417

という言説に対して推奨される態度は嘲笑だろう。
ところで、言い出しっぺではないけれど、俵さんが攻撃されたのは「女性」故ということだけじゃなくて、「バリバリ」の人ではないからでしょ。百田尚樹を初めとする熱湯浴どもには「バリバリ」を叩く度胸がない奴もいるかも知れないし、逆に今更「バリバリ」を相手にしても面白くないという奴もいるかも知れない。そうすると、攻撃のターゲットは「バリバリ」ではない人ということになる。
「保育園落ちた日本死ね」の人が「バリバリ」かどうかはともかくとして、「左派」なのかどうか。極右以外は「左派」という物凄いロジックを持ち出せばそうだろう。ところで、「保育園落ちた」を「左派」どころか反動的であると罵倒した意見を読んで吃驚したことがあったのだ;


KTVuYf7R7s「保育園・幼稚園は現代の「奴隷施設」だ! 〜保育施設の充実は所得再分配の論理から完全に逸脱している〜」http://nabe-party.hatenablog.com/entry/2016/03/08/093000


「エリート正社員」の戯言云々と熾んに発火しているようだが、一言申し上げておくと、現在の保育所制度では両親がフル・タイムで働いている場合が優先されるため、「保育園落ちた日本死ね」と毒づきたくなる可能性が高いのは、寧ろ「エリート正社員」ではない非正規雇用とかパート・タイムの人の方だろう。フリーランスだと、さらに絶望的。
さて、


「 [昨日の晩ご飯]」http://d.hatena.ne.jp/t-hirosaka/20161223/1482464751


曰く、


それにしても、福祉(介護保険)と医療(健康保険)の線引きというのは、わかりづらい。いや、わからないわけではないのだが、老人をかかえる家族としては、どっちでもいいから何とかならないかというのが本音。医師から「それはケアマネさんと相談してください」とか、ケアマネージャーから「それはお医者さんと相談してください」とか言われると、こちらのニーズは一つなのになんでそうなるのと思ってしまう。

かつて教育の方でも、幼保一元化の議論があったと思うが、あれどうなったのか。その後を追っていないからわからないが、老人問題でも同じ構図のように感じた。

「幼保一元化の議論」は教育(文部省)か福祉(厚生省)かということで*3、省庁間の確執もあったわけですが、その結論は脇に置きながら、幼稚園と保育園の機能を併せ持った子ども園というのができているようですけど。