「土屋眞哉」という鍵言葉で検索して拙blogにアクセスされた方がいるようだ。土屋眞哉という方には、森達也『東京番外地』という本に触れて言及したことがある。
(前略)この本で強い印象を与えられるのは、著者と行動を共にする土屋眞哉という新潮社の編集者である。著者は、編集者にお膳立てをさせるという〈作家先生の取材〉という大時代的なものを、おそらくは意図的に擬いているのだ。
http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100628/1277750059
- 作者: 森達也
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2009/07/28
- メディア: 文庫
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土屋眞哉「難病「全身性強皮症」で53歳で急逝したノンフィクション作家 最期の日々を編集者が明かす」http://www.dailyshincho.jp/article/2016/09261310/?all=1
が出てくる。これは9月17日に亡くなった衿野未矢さん*1への追悼文。土屋氏は編集者として、彼女の遺作となった闘病記を担当していた。
衿野さんの単行本を読むということはなかったけれど、雑誌とかでその文章は幾つか読んでいる筈。ただ、結婚をして新潟県に移住したということも、「全身性強皮症」という難病を患っていたことも知らなかった。53歳。磯野波平よりも1つ下。私にとっては、ほぼ同世代の範囲であるし、立命館の産業社会学部ということで、間接的な知り合い(知人の知人)である可能性もある。ということで、一瞬息が止まったということもある。
See also
「作家衿野未矢さんが死去 『”48歳、彼氏ナシ”私でも嫁に行けた! 』」http://nitewatch.biz/news/erino/
「全身性強皮症」については、例えば、
難病情報センター「全身性強皮症」(医療従事者向け)http://www.nanbyou.or.jp/entry/4027
難病情報センター「全身性強皮症」(一般向け)http://www.nanbyou.or.jp/entry/4026
強皮症研究会議「強皮症をよりよく知るために」http://derma.w3.kanazawa-u.ac.jp/SSc/ssc/
川口鎮司「全身性強皮症 (SSc) 」http://www.twmu.ac.jp/IOR/diagnosis/kougenbyo/ssc.html