1991年の「プロポーズ」 - Living, Loving, Thinking, Again

承前*1

都知事としての舛添要一は明日（６月21日）までか*2。何だか、百田尚樹 *3がしゃしゃり出ているという*4。まあ、そういう話はちゃんと髪の毛を生やしてからにしろといっておきたい。
さて、『デイリースポーツ』の記事；

都知事候補に櫻井翔！？渋谷１０代有権者調査で父を抜き３位　加藤浩次も絶句
デイリースポーツ 6月20日(月)9時49分配信

　政治資金の使い方で数々の疑惑が発覚し、辞任に追い込まれた東京都の舛添要一都知事の後任候補として、さまざまな人材が噂されている中、２０日放送の日本テレビ「スッキリ！」は、東京・渋谷の１０代有権者に行った調査の結果を放送。人気グループ嵐の櫻井翔が、父親で有力候補と言われる桜井俊氏を上回る得票を獲得したことがわかった。

　番組では、７月に行われる参議院選挙から新たに選挙権を得る渋谷にいた１０代の若者９２人に調査を行い、その結果を発表したが、その中で櫻井が９人を獲得し、東国原英夫と並んで３位に入る驚きの結果に。ちなみに１位は前大阪市長の橋下徹氏、２位は参議院の蓮舫議員だった。
　これにはスタジオの加藤浩次も「え？お父さんじゃなくて？」と絶句。嵐の櫻井翔の父親は、総務省の前事務次官で、今回の都知事選でも早くから名前が浮上している桜井俊氏。ある意味“本命”とも言える父は今回の調査では７人で、櫻井翔に続く５位となっていた。
　加藤は続けて「なんで？」と質問。日本テレビの森圭介アナは「ニュースキャスターをされ、とてもしっかりしているからという理由で挙げた方が多かった」と説明した。同局夜のニュース番組「ＮＥＷＳ　ＺＥＲＯ」でキャスターを務めていることで、若者からの支持が集まったようだ。
　だが、同時に「選挙には行くのか」という質問には、半数以上の５１人が「いかない」としており、ハリセンボンの近藤春菜は「行かないと決めてるからこそ、３位に櫻井翔さんが入るぐらい、ちょっとポップな感じに考えている感じがする。誰が出るか、大人でもわからない中、公約など（若者も選挙に）興味がもてる時代になったらいいなと思う」とコメントしていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160620-00000030-dal-ent

蓮舫氏、過去に舛添氏から求婚受けていた
デイリースポーツ 6月17日(金)10時44分配信

　民進党の次期都知事選最有力候補とされる蓮舫代表代行（４８）が２５年前、舛添要一都知事（６７）からプロポーズされていたことを１７日、日本テレビ系「スッキリ！！」が取り上げ、当時の報道を伝えた。
　１９９１年１２月１９日、同局のワイドショー「ルックルックこんにちは」で「蓮舫告白…舛添要一が求婚」として伝えられたもので、当時舛添氏は４３歳の国際政治学者、蓮舫は２４歳のタレントだった。
　当時の取材映像で、蓮舫氏はその求婚について、「（忘年会の打ち上げの席で）『僕と一緒に代議士の道を目指そう』というようなことを…。でも、かなりお飲みになってましたから」と説明。「またまたぁ」と舛添氏の肩をぽんぽん叩いて終わったとか。
　蓮舫氏はさらに「政治家の妻はどうですか？」と尋ねられ、「選挙カーに乗って白い手袋をして手を振る…イマイチですね」と嫌悪感を示したが、その１３年後、自身が参院選に出馬し、選挙カーに乗ることになった。
　また舛添氏も当時、取材に対して「一般的にですよ、彼女みたいに聡明な人が政治家の奧さんになると、その政治家はいいんじゃないですか」と一般論にすり替えて答えていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160617-00000041-dal-ent&pos=1

どうでもいいことだけど、1991年当時だと、舛添は子どもを２人産んだ愛人と現在の妻との二股だったのでは？　
ところで、舛添というのは運がいいのか悪いのか、重大なイヴェントの当事者に２度もなりそこねているんだね。
先ずは、赤軍派の「よど号」ハイジャック事件；

当時東京大学の学生であった舛添要一は、郷里の福岡に帰るため当該便の搭乗券を購入していたが、前日の夜に仲間と酒を飲んだ影響で搭乗することができず、難を逃れている。また、この旨を記した手紙を当時舛添は自分の親に宛てて送付しているが、この手紙はよど号で福岡に届けられる予定であった。後日、舛添本人のもとに返送されてきている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%88%E3%81%A9%E5%8F%B7%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E4%BA%8B%E4%BB%B6

また、1985年８月のJAL123便墜落事故*5では、舛添は123便に予約を入れていたものの、実際には搭乗しなかったので、難を逃れた。このとき予約はしたけど実際には乗らなかったために生き延びたという有名人には、舛添のほかに、明石家さんま、稲川淳二、逸見政孝とその家族がいたという*6。

*1:http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160615/1466011401

*2:Eg. 飯山太郎、川畑さおり「＜公私混同問題＞２年４カ月、舛添都政に幕」http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160620-00000064-mai-soci

*4:See eg. ハフポスト日本版編集部「百田尚樹氏、都知事選出馬を示唆「電話してきたのは朝日新聞だけやった」http://www.huffingtonpost.jp/2016/06/18/naoki-hyakuta_n_10550804.html

*5:See eg. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%88%AA%E7%A9%BA123%E4%BE%BF%E5%A2%9C%E8%90%BD%E4%BA%8B%E6%95%85

*6:See eg. ナナオ「日本航空１２３便墜落事故から２６年！」http://ameblo.jp/nanao541/entry-10983788125.html