水素が14個

石戸諭*1「過熱する「水素水」ビジネス うっかりニセ科学にだまされないために」https://www.buzzfeed.com/satoruishido/suisosui-mondai


所謂「水素水」*2の効能への反証。天羽優子さん*3と石川幹人氏の論が紹介されている;


天羽優子「水素水の宣伝をニセ科学と呼ぶしかない理由」http://www.cml-office.org/wwatch/alkalli/comment-ph-08
石川幹人「活性水素水・(電解還元水)」http://www.sciencecomlabo.jp/health_goods/active-hydrogen-water.html


まあ、「水素水」についての態度の取り方については、菊池誠*4


水素水について、メーカーや研究者が消費者に「健康によさそう」という印象を与えようとしているけど、今の時点での位置づけは「ただの水」です。どんな印象を受けようと、あれはただの水。水道水でも一緒。あとはただの水にいくら払いたいかという問題ですね。払いたい人が払うのは自由なので
という言説がいちばん妥当であるようだ。
さて、


井指啓吾「水素水のパッケージに謎の分子式「H14O」→「デザインです」」https://www.buzzfeed.com/keigoisashi/suisosui-design


五州薬品の「レドックスウォーター」*5。「水の中に多くの水素が溶け込んでいる状態を表現したものが、このデザインになりまして、化学式ではないです」とのこと。でも、サイトの製品紹介では殆ど目立たない。