「はな」だと思っていた

岡本拓*1黒木華ってなんて読む?ドラマ好評も悲しい結果に…」http://sirabee.com/2016/05/06/116587/


女優の「黒木華」の「華」を「はる」と正しく念めた人は半数に満たない46.7%だったという話。私も「はな」だと思っていたよ。数か月前に『週刊新潮』が小保方晴子のことを「黒い割烹服」と呼んでいたのだが*2、そのとき、まあ〈白い割烹服〉だったら『小さいおうち』のクロキハナだよねと、声を出さずに呟いたのだった。

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「なお、黒木意外にも感じの読み方が難しい芸能人は他にもたくさん存在する」ということで、

(1)*3荒川良々(あらかわよしよし)

前述のドラマ『重版出来!』に出演中の荒川も、難読の芸能人のひとり。彼が所属する劇団『大人計画』の劇団員には宮藤官九郎(くどうかんくろう)、平岩紙(ひらいわかみ)、皆川猿時(みながわさるとき)など、読みにくい芸名の人物が多い。

(2)大森南朋(おおもりなお)

映画やドラマに引っ張りだこの演技派俳優。「なんほう」でも「なんぽー」でもなく「なお」である。

(3)忽那汐里(くつなしおり)

初見ではまず読めないこの名前。しかし、珍しい名前だけに一度覚えると間違えにくそうでもある。

(4)狩野英孝(かのえいこう)

加藤紗里川本真琴との二股で注目を浴びた彼も、「かのう」と誤読されがち。正しくは「かの」である。ロンドンブーツの淳の発音をよく聞いてみよう。

(5)塚地武雅(つかじむが)

ドランクドラゴンのひとり。「たけ…まさ?」と読んでしまいそうだが、「むが」と読むらしい。ちなみに本名でもあるとのこと。

ところで、子どもの頃の私にとっての最大の謎(のひとつ)は寺田農だった。仕方ないので、テラダノウと言っていたけれど、何か変だぞとは思っていた。ミノリと念むと知ったのは大人になってからだった。