「続編」?

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『グーグーだって猫』続編6月放送

2016年2月7日


 2014年10月にWOWOWで放送されたドラマの続編『連続ドラマW グーグーだって猫である2‐good good the fortune cat‐』が製作され、6月に放送予定であることが6日、わかった。少女漫画家・大島弓子氏が一匹の飼い猫の愛しい日々をつづった自伝的コミックエッセイを原作に、女優・宮沢りえ主演、犬童一心監督の演出で映像化。前作は第41回放送文化基金賞・テレビドラマ番組奨励賞、主演の宮沢が同演技賞を受賞するなどの評価を得た。

 第2弾では、前作で描ききれなかった“グーグーとともに過ごした15年8ヶ月の間に起きた出来事”を、原作をもとにオリジナルストーリーとして作り上げる。脚本は映画『そこのみにて光輝く』で第88回キネマ旬報ベスト・テン日本映画脚本賞を受賞した高田亮氏が担当する。

 前作に引き続き、長塚圭史黒木華田中泯ら主要キャストが再集結。主人公・麻子(宮沢)と猫たちとの愛しい日々、編集者・大森(長塚)の結婚、アシスタント・ミナミ(黒木)の独立、消えたホームレス(田中)の行方などを全5話の中で描く。

 『連続ドラマW グーグーだって猫である2〜』は6月、毎週土曜午後10時に放送予定。
http://www.asahi.com/and_w/interest/entertainment/CORI2066487.html

WOWOW版の『グーグーだって猫である』を観たとき、主演の宮沢りえの、映画版*1における小泉今日子とはまた違ったやばさというか存在感が衝撃的だった。彼女は根柢にそのやばさを抱えたまま、正気へと回帰し、さらに「グーグー」の死も乗り越えていくのだが、それと比べると、 長塚圭史は何ともちゃらく見えてしまった。でも、最終回は物語を飛ばしすぎだろうと思った。だから、その後の物語としての「続編」ではなく、飛ばしすぎた最終回を補うその間の物語が作られるのはいいことだと思う。ところで、『グーグーだって猫である』は津田沼駅*2が出てくるということでも、珍しくて且つ嬉しいドラマなのだった。