Anthony Caro

Maev Kennedy “Sir Anthony Caro, one of Britain's finest sculptors, dies aged 89” http://www.theguardian.com/artanddesign/2013/oct/24/sir-anthony-caro-dies
Norbert Lynton “Sir Anthony Caro obituary” http://www.theguardian.com/artanddesign/2013/oct/24/sir-anthony-caro


英国の彫刻家アンソニー・カロ氏*1亡くなる。享年89歳。
カロの浮遊する鉄骨という作品のスタイルの印象は強く、かなり以前だけれど直接まとまって観たことがあると思い込んでいた。しかし、調べてみても*2、日本で本格的な回顧展が開かれたのは1995年の東京都美術館しかないのだ(これは観ていない)。ちょっと考え直してみると、私のカロのイメージは(カロよりも4分の1世紀程早く生まれた)米国人の彫刻家アレクサンダー・カルダー*3のイメージとかなりダブっている。カルダーの回顧展は1979年に池袋の西武美術館で行われており*4、観に行っている。まあ上で書いた浮遊する鉄骨というスタイルはカルダーが先に行っていたものであり、カロ自身もカルダーからの影響を認めているのだが*5