成田→羽田→上海

高野陽太郎『傾いた図形の謎』（東京大学出版会、1987）を捲りながら横になる。「メンタル・ローテーション」、つまり逆さになったりした像を認識するためにその像を意識に呼び出し、想像的に回転させたり移動させたりする操作を巡って。しかしながら、30頁読んだ段階で、頁の文字を意識に呼び出すことができなくなり、つまり眠ってしまう。

傾いた図形の謎 (認知科学選書)

火曜日、成田に行くと、13時50分発の中国東方航空上海行の出発が大幅に遅れ、早くても４時頃、さらに５時以降になる可能性があると言われる。４時出発なら午後ゆっくりと読書や昼寝ができるぜと一瞬思ったのだが、14時半羽田発の上海航空機に振り替えることもできると言われた。ということで、12時30分に出発ロビー前に集合して、バスで羽田へ。とんだオプショナル･ツアーだったけれど、成田空港からバスで湾岸道路に入り、浦安やお台場を通って羽田空港まで行くのは楽しかった。羽田の方では飛行機は定刻通りに離陸。Peter Hessler Oracle Bonesを機内で読んでいたが、あともう少しのところで、読了できなかった。虹橋空港には17時20分に着陸。

Oracle Bones: A Journey Through Time in China (P.S.)