フィレンツェとリエージュ

オスロ*1の次はフィレンツェ

『読売』の記事;


伊で極右男が拳銃を発砲、2人死亡し3人負傷

 【ローマ=末続哲也】イタリアのメディアによると、同国中部フィレンツェで13日、イタリア人の男がアフリカ系移民の露天商に向けて拳銃を発砲し、2人が死亡、3人が負傷した。死傷者はいずれもセネガル系。男は犯行後、拳銃自殺した。

 男は、地元在住のジャンルーカ・カッセリ容疑者(50)で、極右団体に所属。移民排斥などを求めるデモに参加したことがあった。極右団体側は、事件への関与を否定しているという。

 カッセリ容疑者は同日、同市郊外のダルマティア広場で2人を射殺、1人を負傷させて車で逃走。間もなく、観光客でにぎわう同市中心部サンロレンツォ広場に現れ、さらに2人を負傷させた後、近くの地下駐車場に逃げ込んで自殺した。
(2011年12月14日11時14分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20111214-OYT1T00403.htm

Tom Kington “Florence gunman shoots Senegalese street vendors dead”*2によれば、自殺した容疑者はこんな男;

Described as a solitary type who had recently moved to Florence from a small Tuscan town, Casseri was a fan of fantasy comics and fiction including Tolkien. Last year he published a historical novel.

The Italian far-right, anti-immigration organisation Casapound said on Tuesday that Casseri was a "sympathiser" who had frequented one of its centres in Tuscany, holding talks on his book.

人付き合いが悪く、ファンタジーが好きで、歴史小説を書いている中年男。
伊太利における排外主義については例えばhttp://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20091221/1261396817も参照のこと。
また、白耳義のリエージュでも「乱射」が起こったようだ。こちらも『読売』の記事;

ベルギー銃乱射、犠牲者4人負傷者123人に

 【ブリュッセル=工藤武人】ベルギー東部リエージュ中心部で13日、武装した男が買い物客らに向けて手りゅう弾を投げ、銃を乱射した。検察当局などによると、4人が死亡、123人が負傷した。男も犯行後に死亡した。英BBC放送は自殺したと伝えている。

 死亡したのは、1歳5か月の女児と10歳代の少年2人、75歳の女性。死者は増える可能性がある。

 捜査当局によると、男は地元在住のノルディン・アムラニ容疑者(33)。同容疑者は、2008年に武器の大量不法所持や大麻の違法栽培の罪で懲役4年10月の実刑判決を受け服役していたが、昨年10月、仮釈放されていた。

 同容疑者は13日、事情聴取のため、警察への出頭を求められており、犯行動機と関連がある可能性がある。テロ組織などとの関係は確認されていない。
(2011年12月14日11時12分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20111214-OYT1T00399.htm

『ガーディアン』の記事*3によると、こちらの方は「銃器マニア(gun freak)」の犯行ということになる。さらに、APの報道によれば、ノルディン・アムラニの自宅から女性の死体が発見されたという*4