『打撈中国憤青』など

本を買う。

廖保平『打撈中国憤青』北方文藝出版社、2010


序言 撈起“憤青”做“奮青”(呉稼祥)


第一部分 中国憤青簡史
第二部分 憤青精神分析
第三部分 憤青與愛国
第四部分 憤青危害:中国前進的絆脚石
第五部分 痛批憤青:一掌掴醒夢中人
第六部分 打撈憤青 治病救人
第七部分 憤青向我開炮
後記

「国内第一本従理論上透徹剖析中国憤青、打撈中国憤青的個人専著」であるという。「打撈」は手許の辞書には死体を引き揚げるという意味しか出ていない。「脱“憤”」という言葉も使われているが、「打撈」には、ちょうどオタクを脱オタさせるように、ぐれた奴を更正させるという意味合いがあるようだ。この本には、最初に要約が載っていて、「中国憤青是対盲目愛国、狂熱排外、愚昧自大、鼓噪魯莾的非理性群体的統称、其中主要指狭溢病態的民族主義者」という定義がある。これを日本語に翻訳するとそのままウヨの定義として通用してしまうのではないか。因みに、「憤青向我開炮」は著者の文章ではなく、「憤青」たちによって著者に浴びせられたバッシングを再録したもの。
そういえば、The Independentに、


David McNeill “Japan: The land of the rising nationalism” http://www.independent.co.uk/news/world/asia/japan-the-land-of-the-rising-nationalism-2125690.html


という記事があった。
さて、KT Tunstall Tiger Suitを買う。

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