承前*1
Interpreting the Masters 1: Tribute to Hall & Oate
- アーティスト: Bird & The Bee
- 出版社/メーカー: Blue Note Records
- 発売日: 2010/03/23
- メディア: CD
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The Bird and the BeeのInterpreting The Masters, Vol. 1: A Tribute to Daryl Hall & John Oates。ホール&オーツのカヴァーなのだが、Inara Georgeのヴォーカルの質の問題なのかも知れないが、原曲にあっためりはりが均されてかなりフラットになっているという印象を持った。しかし、そのために却って〈ホール&オーツ節〉とでもいうべき本質が露呈されてしまったともいえる。アルバム最初の曲”Heard It On The Radio”はホール&オーツのカヴァーではなく、The Bird and the Beeのオリジナルなのだが、そのせいで、(私が知らない)ホール&オーツの曲だと一瞬思ってしまった。”Kiss On My List”のコーラス・アレンジの美しさは特筆すべきか。
ホール&オーツは1970年代後半にロバート・フリップに接近し、ダリル・ホールがフリップのExposureに参加し、フリップがホールのソロ・アルバム*2をプロデュースしたりしている。その頃にリリースされたAlong the Red Ledgeはそのロバート・フリップのほか、トッド・ラングレン、ジョージ・ハリソン、リック・ニールセン、スティーヴ・ルカサーなどが参加したアルバムで、ホール&オーツの作品の中では最もノーマルなロック・ファンに馴染みやすいものだと思うが、商業的にはそれほど成功しなかったアルバム。The Bird and the Beeのカヴァー・アルバムにはこのアルバムからの選曲はなし。
- アーティスト: Robert Fripp
- 出版社/メーカー: Eg
- 発売日: 1989/04/23
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- アーティスト: Hall & Oates
- 出版社/メーカー: RCA
- 発売日: 1996/08/27
- メディア: CD
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