火曜の夜、アーティストのK氏などと龍茗路の雲南料理屋「拉祜酒家」で会食。龍茗路は閔行区、上海の南のはずれにあるが、こんなところにトレンディなレストラン街が出来ていたということを初めて知る。前菜のミントのおひたしから、雲南料理を食べると、口の中が火事になって、唇や歯茎がひりひりする。飲んでいた酒が「白族家酒」という雲南の酒で、その微妙な甘味は美味しいのだが、この酒を飲んでも火照った口の中を冷やすことはできない。オーナーの女性は拉祜族の人で、従業員も殆どが雲南の様々な民族の人。以前に日本に旅行したとき、日本の女子トイレの〈音姫〉に感心して、自分の店のトイレにもそれを設置したと言っていた。オーナーの夫君は上海人で、日本に留学していた時に錦糸町に住んでいたとかで、何故か総武線の話で盛り上がる。
K氏が松江にマンションを買ったというので、その後車で移動。私たちは木曜日の飛行機で廣西の北海の妻の実家に帰るのだが、K氏は車で1週間かけて故郷の雲南省西双板納に帰るといい、途中北海にも寄るというので、北海で再会することに。
しかし、私自身はけっこう切羽詰まっていて、今やっている仕事の進捗具合によっては、飛行機の中でノートPCを開いて、キーボードを叩くことになりそうだ。